妊娠〜出産

妊娠中にコロナワクチンを接種するかどうか

ワクチンの一般接種が開始となり、私もそうでしたが、妊娠中の方はワクチン接種について検討することもあるのではないでしょうか。

私が妊婦のワクチン接種について地元の有名総合病院の産婦人科医に尋ねたところ、12週を過ぎた妊婦さんにはできるだけ早い段階でのワクチン接種を推奨しているとのことでした。

もちろん強制ではないのでしょうが、接種一択のような言い方で20分ほどかけてワクチンのメリットや安全性を説明され、ワクチン接種を勧められました。

ただ、私は正直ワクチン接種をあまりに勧めてくる病院には不信感が募りました。最終的に自己判断という部分を強調する病院ならまだ信頼できるのですが、長期的な安全性に関するデータが出ていないにもかかわらず現時点の短期的な情報で妊婦さんに接種を(ほぼ)強制的に勧めるのはどうなのでしょうか?

ワクチンを接種するかしないかの判断は、各自の状況でのメリットとデメリットを比較し、その上で自己責任でするべきだと私は考えています。

私は、コロナにかかるリスクが高いか低いか(自分や同居人は他人と接する機会が多いのか少ないのか)、かかった場合は重症化するリスクが高いか低いか(持病の有無など)、そしてワクチンの副作用の強さや副作用への懸念、の3点をよく考慮し、自分自身はコロナにかかるリスクが低〜中程度、重症化するリスクは低〜中、副作用への懸念が中〜高と判断したので、今のところはワクチン接種を見送っています。

日本よりワクチン接種が進んでいる国でワクチンを接種した海外の妊婦さんのデータを少し紹介したいと思います。

アメリカの公衆衛生に関する最新(8月11日)の記事によると、7月31日時点ではアメリカの妊婦さんの23%がワクチンを1回以上うっているとのデータが出ています。もちろんこの数字には接種が完了していない人も含まれているので、実際にワクチンをうって十分な抗体ができている人の数はもっと少ないようです。

ワクチンに関する情報は日々アップデートされているので、適宜追記したいと思います。