第二子の妊娠中、37週で細菌検査を行い、その結果、38週の検診でB群溶血性レンサ球菌(GBS)を保有しているとお医者さんに言われました。
B群溶連菌とは?
GBSの正式名はB群溶血性レンサ球菌(Streptococcus agalactiae. Group B Streptococcus)です。私たちの体の中には常在菌といって、いろいろな細菌が住み着いています。GBSもそのひとつ。女性の腟や直腸、膀胱、肛門の周りなどに常在しています。
GBSは弱毒菌といって、元気な人には病気を起こすことはまずない病原性の弱い細菌です。普通に健康な大人なら、何も症状は出ませんし、病気にもなりません。妊娠中の検査でGBSが陽性とわかっても、妊婦自身には問題は何もありませんし、妊娠中におなかの赤ちゃんに感染する心配もありません。ただし、この菌はお母さんからの移行抗体の無いあるいは少ない「新生児-生まれたばかりの赤ちゃん」にとっては、非常に危険な細菌です。もし、母体にGBSがいてもほとんどは問題ないのですが、GBSの抗体を持たない特殊なお母さんの赤ちゃんに感染すると、新生児GBS感染症を起こすことがあるからです。このため、妊娠中にGBSの検査を行い、母体がGBSに陽性とわかったら、赤ちゃんに移さない予防策をとります。
(ムーニーのサイトから転記)
産婦人科医からは、GBS自体は大人に悪影響がないどころか、良い影響がある事もあると言われました。ただし、新生児が産道を通るときにうつさないための対策は必要とのことでした。
妊娠中の検査では20〜30%の人が陽性となるようで、そんなに珍しいことではないようですが、初めて聞いた時は驚きました。
赤ちゃんが罹ったらどうなるのか?
母体がGBS陽性でも、実際に赤ちゃんに新生児GBS感染症が発症するのは約1%といわれています。
新生児GBS感染症では、母体の産道にいるGBSが赤ちゃんの鼻や喉から体内に入って、肺炎、敗血症(血液の中に入って全身症状が出ること)、髄膜炎(脳や脊髄の表面をおおっている髄膜に感染して、脳炎などを起こすこと)などを起こします。とくに髄膜炎は後遺症を残すことがあります。新生児GBS感染症は、もし発症すると短時間で症状が重くなったり、ときには赤ちゃんの命を奪うこともあるので、予防が非常に重要な病気です。
(ムーニーのサイトから転記)
赤ちゃんに感染させないための対策
一般的には、アンピシリンというペニシリン系抗生物質を使います。陣痛が始まった段階で、母体への静注を始めます(静注:点滴で母体の静脈の中に薬を入れること)。初回に2g、以後、お産の終了まで4時間ごとに1gずつ点滴します。ただし、ペニシリンにアレルギーのある人は、違う抗生物質を使います。こうした予防策を講じても、ごく稀に赤ちゃんに感染してしまう場合もあります。
(ムーニーのサイトから転記)
抗生物質点滴を出産中に受けることの注意点
抗生物質の点滴を4時間ごとに出産中に受けると言うことで、私も含めて経産婦の方はできる限り出産の4時間前には病院に行くよう調整した方が良さそうです。
私の場合、陣痛が来たのが夜中の1時でしたが、病院には3時頃に着き、最終的に出産したのは午後1時だったため、入院してから出産までの10時間の間に点滴を3回することができました。点滴をしっかりしたので赤ちゃんに移ることはほぼないでしょうと言われ、赤ちゃんの検査もありませんでした。
GBS陽性で赤ちゃんへの感染が心配な方は少し早めに病院に行けると安心かもしれません。
産後に気をつけること
抗生物質の点滴を受けたと言うことは、産道を通る赤ちゃんに十分に免疫を与えることができないということなので、アメリカでは産後に免疫力を高めるサプリなどを服用することが一般的になっているようです。
私も陽性発覚後すぐにサプリを購入し、入院バッグに入れました。
私はiherbでLoveBug Probiotics, ポストネイタルプロバイオティクスのサプリを購入しました。
このサプリの会社の創設者自身、妊娠中にB群連鎖球菌の検査で陽性になり、分娩中に抗生物質を投与され、それにより赤ちゃんが通常母体から受け継がれる善玉菌も死滅させられたことに懸念を抱いて商品開発に至ったようです。
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とにかく赤ちゃんが無事に生まれることが一番なので抗生物質の投与については有難く受け入れましたが、少しでも赤ちゃんへ良い影響を与えられるように授乳中の現在はサプリを服用しています。サプリ服用により私自身の腸内環境も整ってきたと実感しているので、断乳するまで一年ほどはサプリ服用を続けたいと思っています。