3回食も軌道に乗り、1歳に近づき卒乳、もしくは母乳を飲む量が減ってくると、改めて赤ちゃんの食事内容を見直す時期になると思います。
きちんと成長するためにも乳幼児期の栄養は大切なので、どの栄養素がどれくらい必要なのか調べてみました。
一歳の子に必要なカロリーは?
厚生労働省の資料によると、1歳から2歳の子は男の子で950キロカロリー、女の子で900キロカロリー必要とのことです。
おやつは1日の摂取カロリーの10〜15%とのことで、男の子だと95〜143キロカロリー、女の子だと90〜135キロカロリーということになりますね。
単純計算で、朝昼晩毎食250〜300キロカロリー分の食事を準備しないといけません。
バナナ一本86キロカロリー、おにぎり1個215カロリーというのを参考として覚えておくと良いかもしれません。
一歳の子に必要な栄養素は?
こちらも厚生労働省の資料を参考にしています。
たんぱく質は男女ともに1日の必要量が15g、推奨量が20gです。
脂質は目標量が20〜30gとなっています。
炭水化物は50〜65gです。
ビタミンとミネラルも必要量が記載されていますが、ビタミンは13種類、ミネラルも13種類と内訳が多くなるので、ここではすべての記載は割愛し、主なものを掲載したいと思います。
カルシウムは1日350mgが平均量で、推奨量が450mgとなっています。
鉄は3mgが平均量、4.5mgが推奨量となっています。
実際の献立はどのような感じになるか
こちらのサイトの情報をベースに具体的に一歳から一歳半の子がどのようなものを食べれば良いか考えてみました。
一食の量としては、ご飯80g(子供茶碗に軽く一杯)、野菜果物合わせて40〜50g(人参1cmの厚さで3枚)、たんぱく質は魚、肉なら15~20g(鶏ササミ1/2本)、豆腐なら50~55g(大さじ3)、卵なら全卵1/2個と記載してあります。
これを参考になるべくバランスの良い食事を作ってあげたいです。