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マスク生活と赤ちゃん
コロナの影響によりマスクでの生活が日常の一部となっていると思います。
2022年7月現在でも、海外ではマスクをしない人が多くなっていますが、日本はまだマスクをすることが一般的な印象を受けます。
その中で、他者の表情などを通して学びと発達を繰り返す赤ちゃんへの影響を懸念することもあるかもしれません。
そこで、コロナ後に書かれた最新の論文をいくつか考察し、マスク生活の赤ちゃんへの影響と悪影響を最小限に抑えるための方法を調べてみました。
神経行動学的な影響がある
2020年10月にアメリカで発表された論文によると、赤ちゃんは親(や近くにいる人)の顔を認識し、その表情を見て自分が安全な場所にいるか、危険にさらされているか判断材料にするそうです。
しかし、マスクにより近くにいる人の表情が判断できない状態にあると、自分の環境が安全かわからず不安になるようです。
対策は?
この研究の中に世界保健機構などが推奨する赤ちゃん向けの対策が記載されていたので一部で紹介します。
マスクの着用を最小限にする
一時期は他者と距離がある屋外でもマスクは必須という雰囲気でしたが、今は屋外ではマスクを外した方が良さそうです。
マスクを着用していない時に表情を通してのやり取りをなるべくたくさん行う
少し大袈裟なくらい喜怒哀楽の表情を見せるようにし、子供とたくさん話をすることを推奨します。
透明のマスク(フェイスシールド)を使用する
選択肢があるならば、フェイスシールドの方が表情が見えて赤ちゃんは安心します。
今後について
ようやくコロナが収束しつつあり、マスクをする機会も減りそうですが、過去2年間の影響を最小限に抑えるという意味でも、なるべく子供にはマスクをしていない状態で表情豊かに接するよう心がけています。
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