1歳

早生まれに関する海外の研究

早生まれは体が小さくて損するということを言われたりしますよね?

でも、親なら誰しも自分の子供が損して欲しくないと思っていると思います。

そこで、海外の早生まれに関する研究と、周りの人ができることを調べてみました。

ある最新のイギリスの研究によると、8月生まれの子は9月生まれの子と比較して(8月までに生まれた子は9月入学の地域)、学力テストで低い成績をとるだけでなく、長期的に良い大学への進学率にまで悪影響を及ぼすとの結果が出ています。2010年の研究によると、9月生まれの子が32%大学進学率に対し、8月生まれの子は28%の大学進学率となっています。

貧困、生まれた地域、両親の環境、学校などに注目をしがちですが、生まれた時期というのももっと着目するべきだと教育の専門家は言います。確かに、生まれた時期はその子供の人生を左右する上での一つの重要な事実だと思うので、そこをきちんと研究し、対策を取ることは大切です。

一つの対策として、ケンブリッジ大学の先生は、学校に上がる年齢を上げることを推奨しています。幼稚園で6歳か7歳まで学び、小学校には7歳から入るようにすれば良いと言っています。イギリスでは5歳から小学校に上がりますが、日本のように満6歳になって小学校に上がる場合は、生まれ月による差は比較的顕著ではなくなるそうです。さらに、もし7歳になって学校に入るようにすれば、生まれ月による差は完全になくなるとの結果が出ています。

ということは、早生まれの子供をお持ちの親は、特に小学校に入ってすぐの数年は学校での生活を良く知り、必要なケアをすることで、うまく成長を促すことができそうですね。

また、詳しく調べてアップデートします。